The girl’s journey 音楽をつくる冒険の旅へ
タロットカードの0番目のカード、The fool・・・愛すべき愚者のカードをご存知でしょうか?
占い好きの方なら、ご存知かもしれませんね。
簡単な説明しかできませんが、タロット占いは、78枚のカードをシャッフルして、そこから引いた数枚のカードの意味を読みとる占いです。
愚者のカードは、自由、始まり、未知数などを意味するそうです。
そしてタロットは、この愚者が旅をするという物語性を持っているのだそうです。
向こう見ずな愚者(おバカさん)。
ほんのわずかな荷物と、白いバラの花を手に、旅に出ようとしています。
軽やかな足取りの向かう先は崖!?
お供の犬は、崖があることを知らせようとしているのでしょうか?
けれど、愚者は気にもとめず、そのまま崖から落ちてしまいそうです。
手を広げ、お日さまの光を浴び、楽しげに!
なぜか、この愚者が、我が身と重なります。
音楽にうつつを抜かし、身を持ち崩しそうになっている愚かな我が身。
崖っぷち。
にもかかわらず、音楽のもたらしてくれる無限の喜びをいつも全身に浴びています。
それに、わたしにとって音楽は、旅そのもの。
音楽を通して経験することはたくさんあります。
出発から・・・・紆余曲折、再生して世界へつながるところへ。
愚者の辿る道を、わたしも半ば辿りつつあります。
音楽を続けていることは、毎日が冒険の連続です。
ある日、この愚者が旅の始まりに口ずさむメロディーが浮かびました。
作り進めるうちに、そのメロディーは、わたし自身の旅のメロディーだと気づきました。
そんなふうに生まれたのが、”The girl’s journey”(ザ ガールズ ジャーニー)という曲です。
少女という年齢を遠い昔に過ぎました。
けれど、ドキドキしながら最初の一歩を踏み出すときの心細さは、どんなに年齢を重ねた今も、少女の頃に感じたのと同じです。
The foolならぬ、The girl。
The girl’s journey(ザ ガールズ ジャーニー)。
ドキドキしながらも、軽やかなメロディーを口ずさんで、音楽の旅を続けます。
Picojoule The girl’s journey ( ピコジュール ザ ガールズ ジャーニー)
ピコジュールさん
読みました。
わくわくしながら読みました。
ピコジュールさんにとって、音楽は旅。
「出発から・・・・紆余曲折、再生して世界へつながるところへ。」
この感覚。絵も全く同じです。入り口は、描こうと思ったことやもの。そこから、どこに出るかはわからず、でも、必ず心が喜ぶ場所に出られるという確信だけで旅を続けます。絵のなかでは、旅を放棄したくなることも、泣きたくなることもしばしば。でも、楽しみながら歩いているとステキな場所へいつのまにか着いていることが多いです。この感覚はずっと前も今も変わりません。言葉にしていただいて嬉しいです。
タロットの絵から思わぬところへ。
私は詳しくないですが、この世界もスキです。
また、楽しみに覗きにきます。
みずたまさん
ありがとうございます。
旅をしていると、思わぬ嬉しい出会いをすることもありますよね?
この度、みずたまさんに出会えたことも大切な出会いのひとつと感じています。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。